トテチテ堂本舗

毎日、たんたん。
初詣も、おせちもない元旦。
風邪もぶり返し気味だから、昼前まで寝坊。なかなか良いのゥ、周りも静かで。

犬散歩に出掛け、近所巡り。
喪中は鳥居をくぐったり、お詣りもダメよ、と知り合いから釘を刺され(忌中まで、という説もあるけど)てるので、ご近所の神社も外から黙礼のみ。つまんないなぁ、神社仏閣巡りが趣味なのに。

それから、友だちに連れて行ってもらった国立のバルオアジが元旦もやってる、というので、ちょっとお土産を持ってお邪魔することに。扉を開けると、元旦昼間っから愉しい様子の方々で溢れてた。と、「なっちょさん!」とお客さんから声が掛かり、目をやるとなんとご近所仲間のKさんご夫妻。ご一緒にコーヒーを頂きながら、年始のご挨拶。地元っていいわぁ。
今年の目標の一つに、「二度目の成人式、酒を呑めるようになる」を掲げている。一杯でいいから、バルで飲んで、色んな人と出逢って話をできるようになると面白いと思うんだよな。

それから、いつもお邪魔している西国分寺のBOOKS隆文堂に寄り、初本買い。
文庫『永遠の0』百田尚樹/講談社
文庫『雪の練習生』多和田葉子/新潮社
雑誌『たまら?び』
雑誌『住む。』
雑誌『出版ニュース』

たんまりで、にんまり。

店長さんに旧年中のお礼、店員さんからは出版社情報誌をもらう。
帰宅前にプロントで、読みかけの『来るべき民主主義』國分功一郎/幻冬舎新書を読了。こういう本に学生時代であってたらなぁ、と思う。哲学へのアレルギーが出なかっただろうに。いい本で年初め。
大晦日。
両親、ご先祖さんに会いにお墓参り。
例年は元旦に行ってたんだけど、今年は年末にお掃除をしに。新しい年をキレイにしてお迎えください、と思って。私の家はぐっちゃぐちゃのくせに。

それから、京王線で都心方面へ。高尾山帰りの家族がいっぱい。親はスマホか居眠り子どもは大騒ぎ、というスタイルが多く、昔世代な私はちょっとムカッ。大体2歳くらいまでは座席を1人分貰えなかったわよ、私の時代。親の膝の上でがっちりガードされてたわ。と、ババァみたいな気持ちになる。

荒んだ気持ちを癒してもらうは、西永福に開店した珈琲店「JALK COFFEE(ヤルクコーヒー)」。

Twitterアカウント @JalkCoffee
Facebookページもあり。

コーヒーの淹れ方から、豆の種類や特徴、産地の違い、それから美味しい店や情報を教えてくださった酒井さんが自身の店をOpen、年末ギリギリにやっと来られた。パートナーのCさんのキュートな笑顔も久しぶり。
お一人で焙煎してるのに、豊富な豆のラインナップ。北欧ブレンド、なんて、北欧デザイン好きな酒井さんらしい。
ストレート好きなので、エチオピアを淹れてもらい、おすすめの沖縄の蜂蜜を使ったハニートーストをオーダー。
床材も家具も本当にこだわりにこだわった店。居心地がすごくいい。女性より男性が似合う。そして、基本1〜2名来店が合うかもしれない。
大宮八幡宮が近くにあり、井の頭通りが通ってるけど、中は静か。
ハニートーストはサクッと、蜂蜜はクセが強くないけどコクがあり、ケーキみたいで良く合う。コーヒーはもっと深煎りを選んだほうが合ったかも。

場所的には何かのついで、というわけには行かないけど、また折にふれ、ふらっと来たい。喪が開けたら大宮八幡宮のお参りに行こう。

夕方に地元に戻り、Mさんと落ち合う。仕事絡みの用事でしたが、Mさんイチオシの映画『永遠の0』について、感想やら小説との比較なんかをしていたら数時間。テレビとか映画とか見て、こういう議論するのが好きなんだけど、父がいなくなって機会が減っちゃったなぁ。つかまったMさん、すみません。
やっぱり小説、読んでみるか、と思った大晦日。
ご無沙汰しておりすぎます。

2013年も終わり、2014年になってしまいました。
書くに書けないままでしたが、ずっと一緒に暮らしてきた父は、2013年4月に81歳で亡くなりました。最期は胃がん、肝機能と腎機能の停止が死因です。
正月早々、暗い話ですみません。
父のことはゆっくり思い出しながら書いていきます。

というわけで、また少しずつブログ更新して行きたいと思います。やっぱりTwitterやFacebookじゃ書けないこともあるので。
またまた、よろしく。
あ、こいつは元気ですよ

明けました、2013年。
去年は仕事も生活もだらけ切っていた。不義理もたくさん。ダメだなー。
自宅が物置状態で、その中で寝てるし。
そんなこんなで思うこと。

口裂け女より、口だけ人間の方が怖いし、遭遇率はかなり高い、とつくづく感じた昨年。自戒も込めて、口にしたことに責任を持っていきたいな、と。
後、同時に対話と議論も大切にしたい。少し上の世代の人達、多分バブル世代辺りの人はこれを避けるんだよ。面倒なのかな?その上、避けられないと分かると、ものすごく交戦的になる。討論じゃなくて闘論にしてしまって、「勝ったな」的な感じになって終わるんだけど、その時の「勝った論理」はそれこそ「口だけ」になりがち。
そこんところが、職場でもいろんな場面でも気になるこの頃。
もっと正解のない議論をしたいと思う。これって、非生産的?非効率?
と、うつらうつらした頭で思った元日。

今年のおせちもタップリできました。
朝の6時までかかって作ってましたけど(笑)。


 ついにですよ!
iPhone5ユーザーになりました。父とお揃い…。

確かにこれは「パソコン」ですね。電話であるという主張はほとんどないです。
で、タイプ間違えは頻発、プライバシー設定を誤ったり、アプリがうまく使いこなせなかったり、なかなか手強いヤツですが、楽しいオモチャです。
父は、siriを予想以上に使いこなせなく、「メールを送信、で?次何すればいいの?」と話しかけ「ツギナニスレバイイノ?が私にはわかりません」とか言われて、尻に敷かれてます。

で、私のiPhoneちゃんの名前ですが(自転車はリチャードです)、決めました。
「白板五郎」
観たまんまです。
どうぞ、五郎をよろしく。不器用なヤツなんで。
台風の去った朝。

玄関を開けて、あっ、と思った。

金木犀の薫りが庭に広がっていた。
毎年思うのだが、金木犀の季節が覚えられない。あまりに薫りのインパクトが強くて、鼻腔の記憶でしか残らないのだ。

しかし、今年は台風前日までは全く薫りを放ってなかったので、ジェラワット(台風17号)が金木犀を起こしに来たかのような印象だった。
 どうもどうも、ご無沙汰しております。
猛暑の夏から、一気に爽やかな秋になりましたよ、昨日から今日にかけて。

某お知り合いから「ブログ、あの日記のままで終わっていると、『まぁ、便りがないのは元気な証拠』とは思いつつ、退院前の状態で止まっているから読んでいる人はいろんな想像をしてしまうよ」とご指摘頂き、確かに!と思い、更新しなければーと決意を新たにしたわけです。お日さま店主さまの旦那さま、ありがとうございます。

という訳で、父は既に退院して、とりあえず元気?に自宅で過ごしています。
そして、わがままエンジン全開で、デイケアには行きたくない!と通して、結局今は週2日訪問看護師さん、1日理学療法士さんが来てくれることにしました。そうなると、自宅にずーっと居るわけでして、私は基本的に仕事以外の長時間外出はしづらい状態になりましたが、替わってくれる人が他にはおりませんので、これもわがまま、マイペースな父を持った運命、と割り切ることにしました。

犬も元気です。
もうすぐ9歳だっけな?おじいちゃんになりましたが、わがままっぷりは父といい勝負な感じでして。さすが「B」友同士です。(血液型B型の父と、Bーグル犬なマック)

私は、せっかく一時「スリムボディ」を手に入れた友近ばりに体重を落としましたが、これまたリバウンドした友近ばりに元に戻ってしまい、今はまー、どーでもいーやー、な体型になってます。もう少し痩せた方が、動きやすいんですけどね…。

というわけで、再びできるだけ、ブログを書こうと思ってます。
他にもTwitterやFacebookも書いておりますので、どうぞよろしく。
 昨晩、仕事から帰ると父が「冷蔵庫におにぎりがいっぱいあるよ」という。おにぎり?なんで?と思って、冷蔵庫の扉を開けると、セブンイレブンのおにぎりが4つ並んでいた。「どうしたん?」と尋ねると「セブンイレブンは意外に遠かったなぁ」との答え。どうやら、散歩がてらにセブンイレブンに買い物に行き、晩ごはん用に買ってくれたらしい。その夜は私もお寿司を買って来てしまったので、足の速い方を先に食べることにして、おにぎりは今朝、朝食がわりに食べた。
ずいぶんと歩けるようになったようだ。よかったよかった。
これもすべて、春のおかげ。春になったから出掛ける気になった。
今日は、ki-to-teさんの木の器に油を塗ってもらっている。古道具でもなんでも「枯れた」感じを楽しまず、キュッキュ磨き癖のある父だから、嬉しそうに木の皿やボールを磨いている。

で、晩ごはんは、さっき私が大人買いしてしまった4TH-MARKETさんのコッタ(土鍋)を見せたら、「これで何でもいいから、作ってよ」とのこと。料理でなく、料理道具で晩ごはんをリクエストされてもねぇ…。
コッタを購入したのは、以前から気になっていた「La vita(ラ ビータ)さん」。
可愛らしい店構え、だけどいつ、何をやっているのかわからないまま通り過ぎていたけれど、今日「スコーン、クッキー…」という黒板のボードが出ているのを見かけ、入ってみた。そしたら、以前三重県のじばさん(地場産業のことね)三重で見た4TH-MARKETさんの商品がたくさん。こんなところで再会するとは!しかも4TH-MARKETさんの器はすごくきちんとした作りなのに、とても手頃な値段で欲しかったんだ。
で、お菓子を買う予定が、鍋を抱えて帰ることに…。

という訳で、これから目止めをして、これに合うメニューを考えなきゃ。
父が「今日は自分が食べたいなって思うチョコレートを買って来なさい。お父さんも食べてあげるから」という、気遣いが面白い方向に向かった提案をしてくれたので、雨の中ぽくぽくと歩いて、国立の大学通りにあるレ・アントルメに行った。
きっと桜の頃のように、店内は人でごった返し、我先に注文をしようとする人、どれにしようか決められず悶々とする人で溢れているだろう、と覚悟して向かったのになんとまぁ、店内にはお客さんは2人のみ。あらら、どうしたこと。今日はバレンタインデーというのに。それでも、ケーキ2種類と、オレンジピールのチョコレート、そしていつもお世話になっているOさんにもう一つ。
紀ノ国屋では「このスペース、明日からはひな祭りようだからさ」と色気もくそもあったもんじゃない会話をしている店員さんがチョコレートコーナーを次に模様替えしようと算段しており、伊藤屋さんももう既にいつもの雰囲気に戻っている。
もしかするとバレンタインという風習は、日本で禁止令が出たのか?と思っていたら、どうやら世の中的には職場用のお義理は金曜日に、本命は土日に渡し済みらしい。なんだぁ。

というわけで、父とチョコレートをぽりり。

望むべくは「穏やかな暮らし」。届くか否かは神のみぞ。


評価:
古賀絵里子
青幻舎
¥ 2,415
(2011-12-30)

匙屋さんの「ふくぎ茶」をストーブで煮だしながらの月曜日。
ストーブを付けていても、しんしんと冷えてくるなぁ。
デイケアに出掛けた父の部屋を掃除して、これから自分の部屋の掃除だ。

先日、新年新装開店したという匙屋さんにふらりとでかけた。
匙屋さんは開店して結構な年月が経つと思うけれど、実は私がお邪魔するようになったのは作年から。何となく、作り手さんが集まる場所という印象が強く、自分は部外者のような気持ちがしてしまい、あのカラカラ扉を開ける勇気がなかったのが原因だと思う。でも、昨年だっけな?手話がきっかけで、イベントなどにお邪魔するようになった。

今回、新装したのは奥も展示スペースとなったこと。一段上がったところにもあつしさんのお匙さんが並んでいる。大阪のいるふ。さんのがま口の色合いがとても暖かくて、思わず小さいがま口を我がものにしてしまった。USBの入れ物にもぴったりだ。
のんびりいろんなものを見ていると、店主のかよさんがお茶をたててくださった。抹茶なんて久しぶり。お薄とキスチョコ。なんだかエッセイのタイトルになりそうな組み合わせは意外や意外、とても合って。お薄を頂きながら、入り口でコリコリお匙を製作していらっしゃるあつしさんの手元を見たり、石原稔久さんという方の絵本を見たり。
本があるっていうのは、私にはすごく嬉しい。本さえあれば、自分がいてもいい場所のような気になる。
また、この絵本がすごくよかった。『さがしもの好きなライオン』という絵本は、表情が変化しない陶器の人形による写真絵本なんだけど、変化しないはずなのに、表情や動きが感じられるようなぬくもりがあった。不思議。

その後、GARAGEにもお邪魔した。新年、初めてだっけ?
こちらでもストーブの近くの奥の椅子に腰掛けて、ほうじ茶なんかを頂きながら、こちらでも新しく置かれるようになった写真集を捲る。

『古賀絵里子写真集 浅草善哉』(青幻舎)

浅草に暮らす老夫婦の日々を追った写真集。カサカサの老夫婦の暮し、と思いきや、拍子写真でもわかるような、何となく艶かしい男と女の関係性を感じる写真もあったり、そしてその後もあり…。
少し前の私だったら、「こういう普段人の目を向けないとこに目を向けるだけで、インパクトがあるっていうんでしょ?」という感じの冷ややかな感想しか出て来なかったかもしれない。でも、老いが近しいものである今、その部分に同情も哀れみもなく、それ以前からの関係性も感じさせる写真を淡々と撮り続けている、この姿勢は新鮮だなと思うようになっていた。絶好の被写体と出逢ったと云えるだろう。

匙屋さんもGARAGEも、喫茶店でも本屋でもない。それなのに、お茶を頂きながら本に出逢ったり、そこに来る人とおしゃべりしてみたり。不思議なコミュニケーションの場だと思う。そんな場所が近くにあること、本当にありがたいことだ。