毎日、たんたん。
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今、読んでほしい本
評価:
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合同出版
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(1989-06)
コメント:原発事故とはどういうものなのか、どのように対処すればよいのか、コンパクトにまとまった本。

 今回、原発についてあまりに自分が何も知らなかったことを痛感した。全国に55基もあること、かなり老朽化が進んでいること、冷却にこんなにも時間が掛かるほどの熱量があるというKとなど。

そんな中、今合同出版HPで著作権者の理解/協力の下、絶版になっている本がPDF版で公開されている。『緊急対策マニュアル 原発事故 その時あなたはどうするか?』という本。すごくコンパクトに事故そのもの、対策、よく耳にする単語の説明がなされている。ご近所の図書館で借りるのも一つ、プリントアウトして家族で読むのも一つ。ぜひ、この機会に読んでほしい。冷静な判断材料の一つになると思う。

そして、もう一冊。
『被曝治療83日間の記録 東海村臨海事故』
こちらは、今福島原発で作業している東電職員、そして関連会社(東電より多いのでは?)、消防隊員の方がこういう症状になる可能性が極めて高い環境で、正に命を懸けて戦っているということを知るために良い本。子どもの頃、広島長崎の原爆写真展が小学校の体育館で開かれ、母に連れられ数回観に行った。その時の恐怖をひさびさにこの本で感じた。たまたま返却されてきて、パッと開いてみたら皮膚がボロボロに剥がれた腕の写真。実は病院に運ばれた時はほとんど普通と変わりなかったのが、数日後には重度のヤケドをした状態になってしまったのだ。これが被曝なのか、と知る。そして体内でもDNAの染色体が形を失い、皮膚組織の再生が一切できなくなる状態。そして、治療に当たった医療関係者も彼らから発せられる放射線で軽度の被曝をした事実。
目を背けたくなるが、背けてはいけないと思う。今回、東電職員のずさんな管理体制で、関連会社の作業員3名が回避できたはずの被曝をしてしまったという。ここまでひどい症状が出ない事を祈るが、東海村の時もそうだったが、こういう時情報がなかなか出てこない。こうして本で出ても、見る人は限られる(NHKでドキュメンタリーをやったらしいが)。もっと今、一番国民が感心を寄せている今だからこそ、事実を伝えてほしい。百聞は一見にしかず。個人情報を守りつつ、写真での紹介が必要だ。



09:26 本やら、雑誌を読んで comments(0)
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