トテチテ堂本舗

毎日、たんたん。
中秋の名月の夜。
突如「月の写真を携帯で撮りたい」と言い出した父。ガタガタの段差だらけの庭に1人で出るコトはとても危ないので、後ろから付き添った。
月灯りで明るい表、父にしたら半年以上ぶりの庭。月を見上げるとバランスが崩れてひっくり返りそうなので、携帯を構える父を支える三脚気分で背中を支える。
結局、予想通り夜空の写真はうまく取れず、土星のように輪っかのある月になり、ガッカリする父。
と、足下で何やらファサファサ風が流れると思って目をやると、マックさんだった。地面にへばりつきそうなくらい、体を低くして、白眼が見えるほど上目遣いで父を見ながら、ハタハタと尻尾を振っていた。いつもなら、ダスダスと前足アタックをかますマックさんが、飛び付いたらいけないんだ、と一生懸命我慢している感じだった。人の体調の悪さや障がいのある人に、なぜか敏感なマックさん。半年ぶりのヨタヨタな父の様子に「どうしたん?」と思いつつ、嬉しいけどダスダスしたらひっくり返りっちゃいそうだ、と悟ったらしい。

「なんだ、その恰好は?」と父も笑っていたけれど、犬なりの気の遣いっぷりに「かわいいもんだな」と喜んでいた。
B型(血液型&ビーグル)コンビの距離がちょっと縮まった夜。
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