毎日、たんたん。
| PR | EN | CO | TR | CA | AR | LI | RE | OT |
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

 - -
腕の血管にむさぼりつきたい
魅惑の欧風菓子 甘いもの好きをうならせる
魅惑の欧風菓子?甘いもの好きをうならせる
鮫島 正樹

100円ショップの材料で、ボール一つで、40分でできるといった、手軽感を売りにしたお菓子作りの本が幅をきかせているこの頃。今日紹介する、「魅惑の欧風菓子」は特別な材料ではないが、丹念に作った、本格的スタンダードなお菓子作りの本。
が、この内容より、私の心を鷲掴んだのは、「鮫島正樹」という料理家である。頁をくってくれたまえ、LEONかなんかで、ジローラモと並んだら、よっぽどジローさんよりかっこよいと想われるような、超かっこいい男性がすっくと立っているのに、出会えるのだ。胸元に光るはジョージ・ジェンセンのシルバーアクセ。クラクラだ。なんちゅう、かっこよさだよ!って感じだ。レッド・ブル、翼を授けるじゃなくて、神は二物を与えるである。
特に、悶絶なのは(私的にね)、腕。彼の腕には、無数の血管が浮き出ているのだ。力強く、気持ち悪いくらい。実際、こういう腕は怖いという女性は結構いるらしいが、私は大好きだ。
二の腕と肩が繋がるあたりの、こんもり膨らんだ部分と、血管腕は女性にはなかなかない、男性的なところで、私は触りたくなる。つつーっと指でなぞりたくなる。
鮫島さんは、国立でフード アート アンド デザイン シィというスタジオを開いているらしいので、街中でお逢いするコトもあるかもしれないけれど、そんな時は腕にガブリと噛み付いてしまうかもしれません。
22:44 本やら、雑誌を読んで comments(0)
澄んだひと
小谷美紗子さんのインストアライブ、庭園美術館を見た後、町田へ。昨日は、昔バイトをしていた古本屋の呑み会。
あの店は開店何年目なんだろう?それも知らないが、ともかくここ10年くらいの間にその場で働いた者たちが三々五々集合。昼ごはんを分け合った人もいれば、顔くらいは知っている人、名前も知らない人、いろいろ。でもとりあえず自己紹介した後、自然と話が出来るのは、同じ空間で同じ上司の下で働いていたからか?
重なる部分が少ないせいか、昔のエピソードよりも現在の報告の方が多い。今、なんの仕事してるの?どこ住んでいるの?あそこの夫婦、赤ちゃんできたんだって、あれ?そちらの夫婦はいつからだっけ?など話しているうち、このバイト先だけで6組12人の夫婦が誕生してることが分かり、一組を除いて今も仲睦まじいそうで、下手な結婚相談所より成績がよい。ま、ここに、その恩恵にあずかれなかったものもいるんですが。

その中でAさんという、自他ともに認める(アレ?自は認めてないのかも)天然さんは、本当に素敵な女性です。元てんちょさんに、ずばりなコト(みんな云いたいんだけど、なかなか云えんこと)を云ってくれたり、なんの前触れもなく、「天ぷら、美味しいですよ?食べました?」と気遣って下さったり。
一次会で帰るという彼女にもう帰っちゃうんですか?と訊ねると、「えへへ、実はちょっと苦手な人がいるんです、二次会」という。誰ですか?と訊ねる前に「○×さん(私のコト)には教えちゃお」と話し出し、その理由自体は恐ろしく乙女ならでは当時のエピソード(喩えるなら、私が働き始めた当時I(アイ)という名字の女性が私を含め3人も働いていて、その区別が付かないという人に対し、店長が「痩せているほうがY、太ってる方がN(私のコト)」と紹介した、というようなレベルの話)を語ってくれた。自分で話しながら彼女もそれに気づき「こうして話すと、すごくバカバカしい話なんですけどね、へへへ…」と笑われた。その照れ笑いがすごく可愛らしかった。
自分の感情に素直で、表現も素直で、それでいてすごく人を気遣う優しさのある、本当に女性らしい人でした。
私も二次会に会いたくない人がいたんだけど、結構そこは怨念深い人間だから、今はどうなってるか見てやろう、みたいな、いやらしーい考えが湧き出るタイプで、つい参加してしまったのだけれど、やっぱり会いたくなかったかも、と会ってみて思った。恨みは徹底的した方が心地よい。なぁなぁはいけんね。
22:32 日々、雑感 comments(0)
杏の峰岡豆腐
20060528_68933.jpg
庭園美術館。
あまりの人に、落ち着いて見られない。やはりカイ・フランクのデザインが最も洗練され、機能美の極致だと思う。
いつも思うが、美術館でカップルがヒッシとくっつきあって展示を見るのはウザいです。
男「このポットで黒豆茶飲みたいね」(それはわかるぞ、色と質感がね)
女「黒豆?ねぇ、黒豆?ク・ロ・マ・メ?うふふー」
って、どういう反応だよ?
杏の峰岡豆腐とは、美術館内のカフェ茶酒の甘味、竹筒に入った杏仁豆腐みたいなもの。(倹約するんじゃなかったのか、私?)
15:21 おでかけ日和 comments(0)
ひるごはん
20060527_68024.jpg
おいしい漬け物屋さんを見つけられたのは、幸福です。
14:28 たべたり、のんだり comments(0)
どんぐり育ち
イベリコ豚。
最近、イタリアンやフレンチなどて使われるブランド豚肉のコトで、締まった身と豚肉らしい香りがある。この肉を使ったコンフィを食べたコトがあるが、ジューシーだけれど柔らか過ぎず、野獣臭が適度にあり食べごたえがあった。
今朝の新聞折り込み広告で、紀ノ国屋でイベリコ豚フェアの知らせがでており、美しい肩ロース肉の写真が載っていた。塩胡椒だけでソテーしたら、たまらないだろう。
イベリコ豚は野生のどんぐりだけを食べて育ったのだそうだ。どんぐりだけ。顎が鍛えられそうだし、ニキビやおできができそうだな。私もどんぐりを食べてたら、あんなに赤筋の多そうな、締まった体になるかしら?
07:43 たべたり、のんだり comments(0)
母を想う
職場の仲間が朝、恐ろしく眼を腫らしているな、と思ったら、昨晩母親が倒れて、病院へ連れて行ったけれど、未だなんの病気かわからないままだと云う。今日は姉が見ているらしいが、不安で昨晩はほとんど寝ていないらしい。
それでも、それなりに仕事をこなしていたのに、10時前くらいにぼろんぼろん涙をこぼして「ごめん、今日お話会できそうもないや」と云う。何かイヤな報せでも入ったのかと思ったら、上司に今後ご迷惑をお掛けするかも、と伝えたところ、「いますぐ帰って側にいてあげなさい、大体君もほとんど眠っていないんだろう?その眼じゃ」といってもらえたことで、急に引き締めていた気持ちが緩んでしまったらしい。普段、狸のような上司だけれど、とりあえずこういった時の対応は安心できるものがある。
さっき彼女から連絡があり、どうやらお母様の病状は安定していて、投薬で治療できるものらしい。よかったよかった。

私が母から病気だと報告を受けたのは、古本屋でバイトしていた頃だったな。でも、何がなんだか、どうしたらいいのか、すべて受け入れられず、泣くこともなく、そのままバイトを続けていたような記憶がある。ただ、その時も店長に「無理スンなよ、その病気は永い戦いになるかもしれないからな」といったような言葉を頂いたコトを覚えている。事実、その戦い(途中から戦いは辞めてしまったけれど。共に暮らす、愉しく日々を送ることに重きを置く様になった)は永かった。けれど、どんな状態でもこのままずーっと続いて欲しいとも思ったし、続くような気がした時もあったんだけどね。
何だか、ここのところ、急には母のことを思い出すことが増えた様な気がする。
23:02 日々、雑感 comments(0)
空がぶっこわれた。
それは空が壊れたかと思うくらいだった。
手話教室があるので、18時前に仕事を切り上げて電車に乗る。乗り換えた電車の中で、小谷美紗子さんを聴きながら、目をつむって考え事をしていたら窓ガラスがピシピシ音を鳴らし始めた。なんだろう?と目を開けると、外は緑がかった白色だった。てっきり車内の暖かさで、ガラスが曇っているのだろうと思って、指できゅわきゅわ拭っても真っ白。それは、外に降りしきる雨と地面に当たって打ち上がる水しぶきと、風に吹き上げられた雨でそうなっていたのだった
先般、関西旅行の時の京都であった雨も尋常じゃなかったが、今日のもすごかった。地元の駅では、外に出るにも出られない状態で、人で溢れかえっていたし、手話教室会場の建物の一階は水が入り込んでしまい、シルバーのおじちゃんが掃きだして、土嚢を積んでいた。
稲光、轟音、雷が空を縦横無尽に走り、「この世の終わりじゃあ!」と云いたくなってしまった。

今年は気象がおかしい、何か狂ってきている予感。
00:34 日々、雑感 comments(0)
寄せ書き
今度、以前バイトをしていたお店の人々と久々に集まることになった。参加メンバーが知らされ、ええっとこの人は今何をしてるんだっけ?どんな人だったけ?この人は知らないぞ、などと記憶をたぐり寄せる。バイトしていたのは、そろそろ10年近く昔のコトになってしまうので、記憶もあやふやに悲しくもなりつつある。
でも、あの店で、あの上司や仲間と、あの時代を過ごせたコトはいつまで経っても宝物だ。それは本当だ。墓場まで持っていこう。
正社員には慣れず、このままってわけには行かないだろうと、どちらかと言えば逃げるようにその店を辞めたのだけれど、その時仲間がくれた寄せ書きがあったなぁと思い出し、昨日押入をごそごそと探すと案外簡単に出てきた。他の仲間の送別会の時、プレゼントしたサングラスをみんなで回してかけた時の私の写真(恐ろしく似合っていない)を真ん中に配し、それに向けて仲間の言葉が並ぶ。仕事ぶりを褒めて下さる人、昼ご飯の定番天神やの「うぐいす巻き」の絵を描いてくれる人、これは愛の告白か?というようなメッセージを書いて下さる人、とにかく嬉しい。
私はあの職場に存在していたのだと実感する。
23:11 日々、雑感 comments(0)
上でも下でも
職場の健康診断を受けました。
いやいや、ここ数年の中で一番太ってしまいました。確かにこの1年、よく食べたもんな、仕方ない。もっと運動というか、体を動かしましょう、と自分に課します。

問診は2人先生がいて、これが当たりはずれがハッキリするのです。
片側は話したくってしょうがない男の先生、もう片方はゆったりしたおばあちゃん先生。私は、当たりのおばあちゃん先生。5年連続オールAの私の診断はあっけないものです。とりあえずって、感じで先生が聴診器を持ち上げたので、Tシャツをめくり上げようとしたところ、「ああ、上からでも好いわよ」と云われて、確かに大きく開いた襟ぐりではあるけど、いきなりTシャツの首のところから手を突っ込まれました。え、えぇ?上から?
確かに上からも下かもやってもなんら問題のないというより、見分けがつかないサイズの胸ではありますが、上から手を突っ込まれるとは。いや、ちょいとびっくりしました。

そして、最後は採血。何人も、貧血を起こして真っ白な顔をしていたが、私はあまり怖くありません。それより、試験菅のような容器に勢いよく流れ込んでいく自分の血を見て、「おお、おお、なんと元気のよい、勢いのよいこと」と感動してしまいます。ちゃんと生きてるんですねぇ。
21:08 日々、雑感 comments(0)
Un Duex Trois
街灯の下で
街灯の下で

映画「かもめ食堂」を観てきた。食べるという行為、家族の記憶、信頼と尊敬をもって繋がる友だち・仲間を欲する気持ち、いろんなコトを考え、それでいてほっこり暖かなモノを得られる映画でした。

映画の後、伯母と食事をし、伯母の家の介護が必要な人の話や、近所で孤独死した老人の話を聞く。1人で生きていく(死んで行く)ことは所詮できないのかもしれない、結局いろんな人に迷惑をかけちゃうんだなと思う。

帰り、小谷美紗子さんの「街灯の下で」に入っている、「Un Deux Trois」を聴く。ここ数日、ほとんど毎日彼女の音楽を聴いている。彼女の描く世界の半分も私は理解できていないかもしれない。彼女は何か、すごく深く暗いものをひきずりながらまっすぐ前を見据えた歌を絞り出して唄っている感じで、根本的にそういったものを持たずに今まで幸福にも生きてこられた私には、理解出来ない部分はたぶんにあると思う。けれど、でもその懸命さにすごく引き込まれてしまうのだ。
この曲の♪お母さん、お母さん♪という始まりに、毎回ググっと胸をしめられてしまう。

お母さん、お母さんに
教えて貰ったことが
いつもいつも私を
助けてくれています

この間元彼の悲しい
仕打ちに合いました
仕返ししちゃおうと
立ち上がったけど
ひたすら耐えました

許して許し抜く術を
Un Deux Troisと

今本当に
素敵な人が相談相手で
いてくれています

昨日その人に
大きな声で
好きですと言えました
好きですと言えました



23:45 音楽はともだち comments(0)
1/4PAGES >>