毎日、たんたん。
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自転車図書館、来たる!
百年の愚行 ONE HUNDRED YEARS OF IDIOCY [オリジナル複写版]
百年の愚行 ONE HUNDRED YEARS OF IDIOCY [オリジナル複写版]
小崎 哲哉,Think the Earth Project

仕事をしていたら、上司がちょっぴり薄汚い(失礼だけれど)服装に、無精髭顔の青年を連れて、事務所に下がってきた。その手には本が抱えられている。「あー、自分の書いた本を買ってくださーいとかいう、最近多い売り込みか…」と思っていたら、話す様子は結構常識的な受け答えで、「これは最初に私がしてくるべきだったのですが、この本がこちらの図書館にあるかどうかを調べていないんです」と云っているのが聞こえた。売り込みさんによくありがちなのは、「買っていて当然」というタイプか、「所蔵してなかろうが、あろうが、とにかく今買え!」タイプで、そういうのに限って所蔵状況など見ていない事が多い。そう考えると、彼のいう事は図書館的にはとてもありがたい姿勢だ。上司の検索によって、うちに所蔵されていることが分かり、彼は「ならば、よかった。お忙しいところ、お邪魔しました」と深々と頭を下げて帰って行った。

後ろ姿を見ながら、上司が「こういう活動してんだってさ、彼」といって見せてくれたコピーは新聞だった。

自転車図書館?!

彼は、『百年の愚行』という本を読んで心を動かされ、この本をより多くの人々に読んでもらうべく、全国を自転車で行脚し、その地の図書館に購入を薦めて歩き、ついでにいろんな人に自分の持っている環境問題などの本を貸して(返却の必要なし)歩いているんだそうだ。
すっげぇ。

「この自転車で来てるの?」と尋ねると、「ハイ!」。
「見せて!」「どうぞどうぞ!」

ホントだ。自転車の後ろに水車がついとる!(笑)その板ごとに本が乗っかっている。
この人、本気だ。
「夜はどこに寝泊まりするの?」「大きい公園などに」
と答える、彼の目は怖いくらいに澄んでいて、思わず目をそらしてしまったよ。本当に
真剣にこの活動をたった一人でやっているんだ。
えー、すごいすごい。

以前、ジローという犬と一緒にスクーターに載って、募金活動をしているおじさんを見た時もびっくりしたけど、今回はもっと驚いた。

たった一冊の本から、こんな活動を始めた彼。
毎日、かなりの量の本を貸し出している私。でも、それが読み手にどんな影響を与えるかなんて、考えた事もなかったし、実際、そんな力があるなんて、はっきりいって最近は信じられなくなっていた。

本の力の偉大さと、澄んだ瞳と、まっすぐな行動力に、近頃の荒んだ心が洗われた感じだ。

町のどこかで彼を見かけたら、ぜひ本を借りてみてください。

20:39 日々、雑感 comments(0)
合唱際と大むかで、どっちが思い出?
ビリーブII~歌い継がれる卒業式のうた、新しい卒業式の歌(改訂版)
ビリーブII~歌い継がれる卒業式のうた、新しい卒業式の歌(改訂版)
学校行事,ひばり児童合唱団,小森昭宏,杉並児童合唱団,小久保かよ子,志水隆,尾原昭夫,船橋さざんか少年少女合唱団,川中順子,榊原哲,千田鉄男

ビリーブ~歌いつがれる卒業式のうた・新しい卒業式のうた 小学校・中学校用
ビリーブ~歌いつがれる卒業式のうた・新しい卒業式のうた 小学校・中学校用
志水隆,榊原哲,尾原昭夫,千田鉄男,小森昭宏,小久保かよ子,川中順子,卒業式,ひばり児童合唱団,杉並児童合唱団,船橋さざんか少年少女合唱団

いやー、ええCDみっけたわい。
「あの素晴らしい愛をもう一度」「大地讃頌」「贈る言葉」「思い出がいっぱい」「翼をください」etc…
どれもこれも心がきゅんきゅん、子犬の鼻鳴らしのような音を奏でそうな曲が連なっております。そう、合唱祭ソングス。

中学時代の思い出といえば、合唱祭と運動会の大むかで。
どっちもクラスの団結力の象徴。燃えたねー。燃えました。

♪あの、素晴らしい、頃を、もう一度ー♪
23:49 日々、雑感 comments(7)
いがる
「怒る」でなく、「いがる」。
そうなんです、職場の仲間に風邪を伝染された模様。
のどがイガイガする。声がいつにもましてハスキーになり、出にくくなるし、咳は出るし。でも、どういうわけか、熱が出そうな気配はない。
いやんなっちゃうなー。
人事異動で引き継ぎ事項が沢山あるし、年度更新の内容の仕事も溜まっているんだ。気張っていかねば。
それに、1日、エイプリルフールは隣の職場でお世話になったHちゃんが異動なので、彼女の送別会兼、お花見を多摩川でしようか?という話が出ているし、その後、tico moonのミニライブに行きたいと思っているし(空席はまだあるのかな?)、13日のfishing with johnさんのライブのチケットも今日予約したばかり。
ちゃんと遊びますよー。だから、はよ、健康にならねば。
23:36 日々、雑感 comments(2)
松尾さ〜ん首藤さ〜ん
NHKの朝のニュースで、天気予報(気象情報が正式名称かな)を担当するのは橋詰さんという女性。
毎朝渋谷のNHK前の公園から、小道具や自分の服装で、本日の予想気温や天気をわかりやすく表現してくれる。大事な点を説明する時、必ず彼女はスタジオ内のアナウンサー2人の名前を呼びかけるのだけれど、それが押し付けがましくなく、爽やかで、なかなか気持ちがいいのだ。見ているこっちが思わず「はぁ〜い」と間抜けな返事を返したくなる。
あ、因みに本日はコートはもちろん、ジャケットも要らない陽気になるそうですよ、東京は。
07:26 日々、雑感 comments(0)
来たよ来たよ!
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春春春!桜開きました!
19:42 日々、雑感 comments(0)
吉報来たる
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ゆうごはん、あっさりだね。
飛び魚の塩焼き、肉じゃが(絹さやでも散らせばよかった)、ほうれん草のみそ汁、白いんげんの煮豆、ごはん。


大好きなM&M夫妻の吉報届く。
おめでとう。そして、待ってます。早く、夢が叶いますように。

大好きなFさんから、お誘い届く。
実は私から、今日メールを送ろうと思っていたから、そのタイミングに嬉しくなる。
今日、近所の布屋さんでセールで売っていたインド綿の布がとても綺麗で、思わず衝動買い。でも、私はまったく裁縫が出来ない。だから、ソファーカバーにするなり、テーブルクロスにしようと思っていた。父に見せると「これ、母さんが昔作った手提げのバックと同じ布じゃないか」。おー!そうだよ、父。これ、母ちゃんのお気にのバックじゃん。せっかく大きな布なんだから、汚す前に誰かに何かカタチにしてもらいなさい、と父は云う。
む、誰に相談したらいいかしらん?
そうだ、布と云えばFさんがいるではないか!そうだそうだ、相談しようそうしよう、と思っていた矢先のメール。
ぜひぜひ、お茶タイムしましょう。

ムフフ、人とのつながりってステキ。わくわくしちゃうじゃん。
って、私は誰かをわくわくさせたこと、あるだろうかね?む?
23:44 日々、雑感 comments(0)
人は動くが、私は動かず
昨日は職場の人事異動の発表日だった。
あとたった5日間で仕事の引き継ぎをするってぇんだから、すげーっていうか無謀っていうか、何もしてないからできんだ、とかいろんな感想を持ってしまうのだが。
その結果、うちはまずトップが変わる(退職だからね)、一番若手だった男の人が本人の希望で出て行くという結果。欠員部分は私と同じ嘱託が入る構図。私自身も大学の先生の紹介で転がり込んだんだから、人のことは云えないが、今回の人も以前うちで働いていた人。結局、ま、コネっていうやつが未だに横行しているんだわね、こういう世界。

移動する男の人は私と同時に入ってきた人だから、お祝い(?)兼ねがね、というより、今年で辞めようとすら決意していた嘱託仲間とのいろいろな打ち合わせをするために、パウンドケーキを焼いて昼過ぎに職場に行く。
人事異動は嫌だといいつつも、こういう職場においてはある意味唯一で最大のイベントなわけで、なんとなく色めき立っていた。見知らぬ人々が出入りし、いろいろ裏打ち合わせをしたり、慰めたりお祝いしたり…。
見知らぬ人々に、ケーキを食われながら、なんだかな、と思う。

結局夜仲間と飲む事にして、時間潰しに珈琲屋へ。
タンザニアのフレンチを淹れてもらった。タンザニアブームだ。自分の中で。
お店の方と、おいしい食べ物やら、お酒についてやら、お店と云う仕事の有り様とかについて、話をする。興味深い。

職場の人と話しても結局、「あの課の誰それは使えない、この課の誰それは実はあの人と出来ているらしいぞ。」とかすごく狭い世界のネタ、しかもここでしか意味をなさないような人事の話ばっかりで、酒でも入っていないと、聴いていてもつまらないことがほとんどだ。もっと、「こうしたら、変わるんじゃない?」とか「この間、ここのでこういうことを目にしたんだけど、うちで使える技術じゃない?」とか、単純に「昨日みた映画が、すっごい面白かったんだよ」「○っていうバンドの音楽、最高だよ」とか、人生において仕事において、ヒントになったり、転機になったり、気分が変わるだけでもいい、そういう話はないのかい?と思う。

今回の人事、人が変わるけど、私は動かない。私は他所で動きたい。




11:31 日々、雑感 comments(0)
エロティックな指
帰りのバスを待っている間のことだ。
前には小学5年生くらいと、幼稚園の年中くらいの男の子と母親が並んでいた。母と兄はからす天狗のようなマスクをしっかりしているところを見ると、花粉症なのだろう。
暇を持て余し、ふーらふらダンスのような動きをする弟。腕組みをして、軽く足踏みをしながら体の冷えるのを留めようとする母。そのとき、兄である少年が、すーっと、腕を上げ、母親の首の辺りへ華奢な指を伸ばして行く。
「なにをするんだ?」
そう思った瞬間、ゾワゾワっとする。
彼は、母親のコートのフードについたファーに触れたのだ。母親が気づかない程度に、毛先だけにそっと、さわさわと撫でるように。左右対称に指を動かす。成長期で、ヘロッと背だけ伸びてしまったような彼の指は、まさしく白魚のようで、しかも爪がとても綺麗に整っている。それが、ファーの毛を弄ぶように撫でているのだ。それも何だかとても恍惚とした目で。
マザコンで、とか、ムッツリさん、とかではないのだろう。単純にフワフワで触ってしまいたくなっただけなんだろう。でも小学生でも男なんだなぁ、女の子の触り方じゃ絶対ない、って感じで。「いやらしい」って、形容詞が当てはまるような。
ちょっぴり怖い感じがした。

23:51 日々、雑感 comments(0)
桜を待つ
この土日はまだ開きそうもない桜の蕾。強い雨になる予報だから、ちょうどいいのかもしれない。来週の週末こそ、お花見日和になるのかな?

皆さんはお弁当やら一升瓶抱えて、花見の宴のご予定はお決まりで?
07:38 日々、雑感 comments(4)
なると屋+典座
20070322_246327.jpg

水族館を後にし、江の電で鎌倉に戻る。三人とも爆睡。この辺が若者でない証拠。

昼に予約をしておいたお店「なると屋+典座」に行く。

やさしい野菜 やさしい器
やさしい野菜 やさしい器
イチカワ ヨウスケ,祥見 知生

この本のイチカワヨウスケさんのお店。
典座とは禅宗で、僧侶の寝具/食事などをつかさどる役目の僧のこと。というわけで、精進料理です。しかも、鎌倉の地野菜を使った料理です。
この本の写真を見て、一度食べてみたいと思って、予約をしたんだけど、ふと、「べらぼうに高かったらどうしよう…」と一抹の不安を抱きつつ、お店へ。ここが鎌倉、しかも小町通りのいり口だなんて思わせないような、モダンで落ち着いた店内。
嬉しい事にメニューは三種類のみ。その月のご飯の膳と、うどん(吉野葛でとじてあるらしい)と、うどんとおかず三種類のセットの三つ。三人ともご飯の膳。
それが上の写真。
タケノコとおそらくふきのとうの炊き込みご飯、春きゃべつの春巻きとウドの天ぷらの葛あんかけ、胡麻豆腐、菜の花のおひたし、姿がまったくないのにものすごい存在感のかぶのお味噌汁。
どれも、ごくごく薄味。しかも精進のため鰹出汁は使っていないため、「おいしすぎない」味が、すごく自然。すべての味のバランスが取れているから、途中で味が感じられなくなって飽きる、なんてことが全然ない。
久しぶりにゆっくりゆっくり嚼んで、味わって頂いた。
これは、また来たいですね。

食後、結局まだまだ話したりず、カフェラミルで珈琲をしながら、湘南新宿ライナーを待ちつつ、しゃべりまくり。高校生か?って勢い。
00:04 たべたり、のんだり comments(3)
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