毎日、たんたん。
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西荻窪のホテルじゃないホテル。
昨晩は嬉しき夜でした。
町田の古本屋でバイトしていた時の友だちMちゃんと、西荻窪で食事をする約束。以前、一緒に西荻散歩をしていた時に見かけて以来、二人して気になってていつか一緒に行こうと話していたお店、「あしかホテル喫茶室」。
ホテルという名前だけどホテルじゃない、喫茶室と云ってるけど喫茶だけじゃない、一風変わったネーミングセンスに脱帽したり、小首をかしげたり。ちなみにレストランです。

駅から北にずんずん行って善福寺川も越えて、いつもMちゃんと通りかかる度、コドモの自由な才能に感服してしまう絵が展示してある絵画教室の前を通り過ぎ、作家さんの洋服や靴などを扱うFRAUにも寄り道しながらたどり着いたホテルじゃないホテル。

扉の取っ手がアシカでした。

このお店のブログに、最近無闇に写真をバシバシ撮る人がいるけれど、一応キチンと店員に声を掛けてください、拒否はほとんどしませんが、シャッター音が響く携帯はご遠慮頂きます、とあり、そういった雰囲気を大切にしてるようなので、私も本日は写真無しです。
案外奥行きがなく、こじんまりした店内。天井から下がる電球の傘わ椅子が一個一個、少しずつ異なり、でもなんとなく統一感がある不思議。

静かーな、愛想はほとんど振りまかない店員さん。思わず私まで声がささやきになってしまいました。
ジンジャーエールとビールで乾杯!
プチトマトの丸ごとピクルスは、かなり酸っぱくてスパイシー、週末の疲れた2人の体に、プスーッと染み渡る美味しさ。思わず、姿勢が良くなる。

人参とカシューナッツのサラダは、味は普通だけれど、マッチ棒状の人参のポキポキ感が絶妙。

ロシア風肉だんごは、トマトソースが掛かっていて、同じ器に盛られたオリーブとナスのマリネ風な物、キュウリのヨーグルトソース和えと混ぜ合わせてどうぞ、と云われたけので、スプーンでガガッと混ぜて。温いキュウリとヨーグルトがトマトソースをまろやかにして、ナスやオリーブの柔らかさが肉だんごとよく馴染み、全体のバランスがよいです。直焼きの平パンでお皿に残ったソースも拭います。

そして、私が一番感動したのは、砂肝のコンフィ。シンプル故に、噛み締める度「砂肝ってこんなに味があったんだ!」とガツンと野生的な風味が広がるのです。

デザートは私がココットショコラ、Mちゃんがペドロヒメネス掛けのバニラアイス(詩人みたいな名前だね、と話す。ペドロおじさんが乗っかって来たりはしませんでした)。

いっぱい話をしてしまいました、私が一方的に。Mちゃんは聞き上手過ぎです(笑)。

ホテルじゃないホテルに来る途中、同じバイト先でお世話になりまくったUさんにばったり遭遇。常に多忙を極めるUさんは、会いたくったってなかなか会えないお方。それがこうもばったり会えるなんて、感動だ。しかも、奥様とはお初にお目にかかります!はぁ、磁器のように白いお肌の小柄な奥様は、まるでお人形さんのよう。小脇にガッツリ抱えて拉致したくなるくらい、可愛い方でした。

雨がざんざん降る中、古本屋音羽館へ向かいます。こちらも昔の上司のお店。半年ぶりくらいでしたが、店主H氏は元気そうでした。クルマフェチ男の坊やRくんももう4歳になり、今や「オレ」なんていっちゃうらしい…。早いのぉ。

荒井良二の蔵書サインの入った『いっちゃんはね、おしゃべりがしたいの』やら、アンソニー・ブラウンの未邦訳の絵本やら5冊購入。

久々の古本屋時代の仲間に逢えて、あの頃の妙な連帯感(VS社長の構図)を思い出してしまいました。懐かしいな〜。今の私だったら、逆にあんなにすっぽりはまれなかったかもしれないな〜。自分が無さ過ぎて、しっかりした意識や論理にひたすらすがりたい私だったから、あの強すぎる個性にトロけるくらい憧れたものです。

都内あちこちで古本屋をやってるみんなも元気みたい。よかった。私も元気です。その節は本当にお世話になりました!
21:03 たべたり、のんだり comments(0)
嫌な予感
書庫にこもって、古い官報を一年分紐で縛ったり、積んだり、本をダンボールから出して、棚に並べたり、木製の本棚を3本も移動したり…。
昨日からそんな仕事ばかりやっている。

で、今晩は手話の日。
手話をやる人ならわかると思うけれど数字の「8」をやると、右手の小指の下あたりと、親指の付け根あたりにピピピーンと伝わる、痛み。これ、これはもしや…。嫌な予感。
ショーケンでなくて、腱鞘炎のかほり。
今年は早目の来訪で、こまったわ。
23:34 からだのことだから comments(2)
日用品を作る感覚と感性
松本クラフトフェアに行こうと思ったのは、数年前から、ムック『お散歩日和』や雑誌『ku:nel』で松本についての記事を読んで行きたいと思いつつキッカケがなく、そのままだったところ、先月にひもろさんが「松本クラフトフェアというのがありますよ」と情報を下さり、これこそ「キッカケ」だ!と慌てて計画を始めたのでした。
旅はタイミングと勢いが必要です。

お散歩旅行日和 (Spring) (SONY MAGAZINES ANNEX)
お散歩旅行日和 (Spring) (SONY MAGAZINES ANNEX)



企画中、黄トリから借りた雑誌『住む。』で、松本在住の工芸デザイナーの三谷龍二さんによる松本案内を繰りながら、ますます松本熱は上がるばかり。
在住者ならではの街を見る視点で書かれた紹介はわかりやすく、流れがあってすごくテンポがよい。
その三谷さん、クラフトフェア当日は自分のブースで、高橋みどりさんと談笑していて、その笑顔は私が予想していたような「大御所」風なもったいぶった感じはまーったくなく、親近感の湧くユーモアと余裕を持ったものでびっくりした。
彼の作るバタケースは一年待ちと聞いた時はアホかいな、と思ったけれど、その仕上がりを見て、これならそれほど人気な理由がよくわかった気がするな。
彼の作る木製食器は、口に入れるものなんだから、できるだけ安全なモノをと、仕上げはオイルフィニッシュという方法や、蜜蝋を使ったりしているらしい。使う人あっての、モノであって、つまりその不特定多数の「人」を常に意識した作品は、どんな人にも優しく、信頼できるモノだと思う。

そんな彼の本を今、読んでいる。

木の匙
木の匙
三谷 龍二

『木の匙』
この本には、三谷さんが木工でカトラリーなどを作ろうと思うまでの話や、木工についての様々な話が展開されている。その文章は彼の作品と全く同じく、無駄のないシンプルさ、使いやすさ(わかりやすさ)、軽やかな気取らなさがあり、読み進めるたびに、
納得、感動、発見が波のように訪れる。
08:13 日々、雑感 comments(0)
サマータイム反対!
数年後、サマータイム導入が計画されてるらしい。
これには反対したい。

なぜなら…

利点とシステムがよくわかんないから…。
06:27 日々、雑感 comments(4)
和やかバス
父と外食を済ませた後、一人普段使わないバス路線で最寄り駅まで向かった。
発車してから、少しすると

プルルル、プルルル、プルルル…

携帯電話が鳴り出した。
誰ですかー?マナーにしておいてねー、と思っていたら、バスがそろそろと路肩に停車。

「えー、お忙しいところ、誠に申し訳ございませんが、ちょっと電話に出ますのでお待ち下さい」

え?運転手さん?まさか、あなたなんですか?しかも、しかも、出ちゃうんですか??
びっくりして、数人いた乗客の誰も声も出せずにいると、運転手さんの声が車内に響き渡る。

「もしもし?もしもし?あ、あ、この電話をバスに落としてった人?ん?あ、やっぱりそう?良かった。わたしはね、そのバスのー、運転手さん(自分で「運転手さん」と言っちゃって 笑)で今乗務中なのね、だからゆっくり話せないから。でも、とりあえず○時×分に駅に着くから、待ってて、届けるから」

ああ、ああ、あ、あ、そーゆーこと!
怒りがスルスルと消えて、和やかな暖かい空気が車内に流れる。

○時×分、終点に到着した。
バス停では、堅い表情で、足踏みをしている男性の姿があった。運転手さん、かるく手を挙げてご挨拶。
21:39 日々、雑感 comments(2)
父さんの話は長い
仕事終わりに必ず自宅に電話を入れる。日々時間が違い過ぎるため、ごはんの用意のタイミングを知らせるためだ。

父が晩ごはんを用意してなくて、お弁当か何か買ってきて、とか、外食にしよう、となることもままあるのだが、その場合の父の言い訳がやたら長いのがおかしい。

「お疲れさま。あの、今日さ、調べものがあったんだよ、大学の。それが案外大変でさ」
「ウン」
「で、買い物に出ようとしたら、外はものすごい雨になってて」
「こっちは一度も降らなかったよ」
「いや、こっちもほんのほんの、短い時間だよ。でも、それがドバーってバケツをひっくり返したみたいでさ」
「つまり買い物に行けなかった?」
「そう!そうなんだよ〜。で、ほら、さ、たまには、あ、それほど久しぶりじゃないけど、外食なんかもいいかなと思うんだけど」
「いいけど、どこで?

「父さん、どこでもいいけど、肉の万世がいいかな?」


万事この調子。
最後まで聞かないで、先回りすることもできるんだけど、今日は何て言い訳すっかな〜?となんとなく、楽しみに聞いてしまうんだよな。
18:46 日々、雑感 comments(2)
そして、今朝は
通勤途中の車内から、雲海の向こうにすっくとおわします富士山が見えました。耳からは原田郁子ちゃんの唄声。
ニッポンイチの朝、開幕!
07:42 日々、雑感 comments(0)
しあわせな性分
夕方、慌てて晩ごはんの買い物に自転車を走らすと、西の空が夕陽と雲の祭典になっていた。オレンジ、灰色、白、空色。
見られてよかった、明日は晴れそうだね。

今、お風呂上がりに夜空の明るさに眼をやれば、餃子みたいな月と宵の明星の競演。
はぁ、これまた静かに美しい。明日はカンペキに晴れだね。

天気天候天体で、こんなにいちいち感動してしまえる私は、便利でしあわせな性分だと思う。
02:45 日々、雑感 comments(0)
できました
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夏みかんピール、完成。もう少し乾燥させたいな。クタクタなんだ。
23:15 たべたり、のんだり comments(2)
お土産
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砥部焼きの蕎麦猪口、柿渋塗りの漆器、開運堂の白鳥の湖クッキーと真味糖
14:13 おでかけ日和 comments(0)
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