毎日、たんたん。
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猫とスカートとアゲハ蝶(または虹とポロシャツとfwjの続き)
評価:
fishing with john
インディーズ・メーカー
¥ 2,185
(2005-10-19)

評価:
電気グルーヴ,石野卓球
キューンレコード
¥ 900
(1995-04-21)


はたしてAMULETは、キュートな空間だった。なぜ、埃っぽい古本街神保町にあるのか?
レースを使った手作り小物にぬいぐるみ、古洋書…、いささか自分に不釣り合いな空気にソソクサ階上のライブスペースへ移動。
アアッ、なんということでしょう!(ビフォアアフター風に)ライブスペースに卓袱台アーンドお座布団が鎮座しているではありませんか!は、はじめてだ、こんな場所は。
しかし、そのおざぶのあまりのささやかさに、私の臀部が収まるとは思えず、壁際のイスに陣取る。

そして、fishing with John こと五十嵐祐輔さんはじめ、バンドの皆さんが姿を表し、ライブがスタート。

今日はブルボン小林の『ぐっとくる題名』を紐解きながら、と云う趣向だった。長嶋有ことブルボン小林が、ゲームや川柳(だっけ?)以外にこんな本を出していたのを知らなかった。
ぜひ読んでみたい、どう読み解いていくかワクワクしたけれど、案外話が広がりづらく、所在なくネタが漂い出すとピアニカのあぐちゃんさんがピシャリとしめる場面が多々。
これが私の古本屋時代の仲間だったら、曲に入れないくらい無限に話が広がりそうなのに!と、1人悔しがる。もったいない!

しかし、確かにfwjさんと中村好伸さんの曲名はワタシ的に「グッと」来ちゃうんだよな〜。
絵が浮かぶよう、というか、物語の始まりが見えるよう、という方がピッタリだろうか。しかも、曲がまたまさしくタイトル通りなんだ。歌詞がない分、イメージが画像として伝わってくる。

今回は名前も分からぬ楽器が入れ替わりで登場、おもちゃ箱をひっくり返したような楽しさ、賑やかさだった。しかもあの狭さにギター3本!たっぷりしてたな〜。
カホンの演奏方法が面白くて凝視してしまう。が、ふとパーカッションをされている女性が「誰かに似てる」と思いだすと、どうにかして、「誰」を見つけたくて苦しむ。

う〜ん、う〜ん。

あっ!あややだ。

と気づいてからは、再び穏やかに音楽を味わう。
フラメンコのような手拍子あり、電気グルーヴの「虹」も歌入り(本家の五島良子さんはいずこ?)あり、満喫。単独ライブはやっぱりえぇわあ。

この貸し切り図書館、蔵書(蔵曲?)は禁帯出なんですね。複写はituneで。
今度、利用登録をしたいものです。
22:59 音楽はともだち comments(3)
虹とポロシャツとfwj
順番がズレたが、土曜日は久々fishing with johnのライブに行った。場所は神保町AMULET。
友だちの作った縫い物作品がこのお店で扱っているのだけれど、なかなか近いようで行きづらい神保町故に今回初見参なAMULET。

5時半頃神保町に到着、大慌てで古本探し。知り合いに頼まれてた探求書がありそうな店を物色。
久しぶりに入った老舗一誠堂、深閑とした店内、茶色の函が並ぶ書架、棚からチラ見する店員。ここの就職試験を受けたことがあったが、億万が一にも受からなくて良かった。あんな、静かな、文学臭の満ちた世界、私にゃあ合わないわ。面接官、落としてくれて、ありがとう!!と負け惜しみを云っておこう。

無事、探求書発見。かなり高額な定価の1.5倍以上だから「いかが?」と問い合わせメールをしたら、「それでも良し」と云うので即決。金持ち道楽者はちがうねぇ。

書泉グランデで久住さんと田口さんのマンガと、タイトル買いの小説を購入、バタスタとAMULETに移動。なんと可愛いらしい店だろう!

続きはまた後で。
10:06 音楽はともだち comments(0)
一週遅れの父の日フェア
昨日、兄がメールで「一週間遅れだけど、父の日においしいものでも食べに行こうか?どこか、父ちゃんが行きたいところはない?」と訊ねて来た。
父のリクエストは「奥多摩の方の丹三郎とか云う蕎麦屋さん!」どこで知ったんでしょう?そんなとこ。
ドライブ好きの兄は喜んでクルマを出し、山方面へブビーッ。

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丹三郎は古里(こり)駅が最寄りの、古い民家を利用した蕎麦屋。予約客が多いようだけれど、タイミング良く入れた。父と私はせいろセット、兄は天せいろセット、他に鮎の塩焼きと沢ガニの唐揚げを頼む。

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セットにはソバガキが付いてくるのだけれど、ふんわりしていて食べやすいものだった。沢ガニはパリッパリの食感、香ばしい中に川の香りが混ざって広がり、最高!
鮎は骨ごとバリバリ食す。そばは意外にも香りは弱かったが、喉ごしがいい。どちらかと云えば、蕎麦湯がトロッとしておいしかった。
デザートは父は蕎麦ぜんざい、兄蕎麦餅、私蕎麦アイス。ぜんざいが一番良かったようだ。

丹三郎を後にし、奥多摩湖に向かう。

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くねくねした山道を抜けると、貯水率86%の小河内ダム。なぜかやたらに羽虫が飛んでいて、周りの人もタオルをぶんぶん振り回しての観光中。多くの車の停まれる駐車場があるのは、ダムフェチが多いことの証明か?奥多摩のミネラルウォーターを買ってみたが、丸みの少ない、水道水に近い味。カルシウムは多いらしいけれど、美味しいって感じはない。

それから、山を下りて吉野の梅郷へ。
紅梅苑でお茶をする。

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兄の青梅かき氷。

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私は柚子葛きり。父は青梅葛きり。
さっぱりしてて、ちゅるっとうまい!日本の涼だわ。
車慣れしていない私はすぐ寝てしまうので、帰り道はあっという間。

兄家のお土産は澤乃井のお酒。

父は行きたかった場所に行けてとてもご満悦。まだだいぶ先のことだけれど、最高に嬉しい、待望のプレゼント話もあり。よかったね、父。

18:35 おでかけ日和 comments(0)
飛び出す勇気、始めるタイミング
先日、とあるライブで出逢った方が実は私の職場の「常連さん」だとわかり、ぜひぜひ今度お茶でもしましょう!と約束した。その約束を実行したのが昨日だった。

私の終業時間に合わせていらして下さり、揃ってSSを目指す。
夏至過ぎて、長い長い夕暮れ時の変化を楽しめる小窓下の席に腰掛ける。コーヒーとケーキを頂きながら、取り留めない話をする。いや、8割方私がしゃべっていた。
生まれも育ちも年齢も異なるのに、作家や音楽、映画の好みに似通った部分が多くて驚く。こんなこと、あるんだな。

彼女は西の方から「東京に行くなら今の年齢で行かなきゃ」と思い立ち、エイヤッとやってきたそうだ。
勇気あるな〜。
自分が地方出身者だったら、周りのみんなが東京に旅立つのを見送りながら、「でも、故郷は大事にしなきゃ。私はここで頑張る」なんて対外的にはいいつつ、夜中お風呂ん中で「こんな生活イヤだ〜。」とか云いながら、グズグズ泣いたりすんだろうな。そんなしみったれだもん、自分。

でも、そんな英断をしてまで来てくれたトーキョーだもん、好きになって欲しい。
今度ディープエリア、中央線沿線を案内する約束をして別れた。

また逢いましょう、デコちゃん。
20:29 日々、雑感 comments(2)
ついていけるか?上級クラス
前回体調を崩して、初回を逃した手話講習会。本日デビュー。
単語を多く覚え直そうと思って受講した中級だったが、休憩時間に講師から「どこで、どのくらい習っていたの?」と尋ねられ、正直に事実を述べたら、「そんなに勉強を続けているならば、上級クラスに行かなきゃダメよ」と云われて、突如休憩時間から上級クラスに闖入。
ビシバシ個人的にわかるまで、何度も読み取りをさせる上級講師の勢いにタジタジ、しかも宿題があるらしい。今までの講義方法とかなり違うし、手話表現もずいぶん異なるので不安だけれど、「あなたは160回講義を受けてる人、その人がたかが32回程度の受けた人と同じクラスって云うのは、周りにいいとは云えないわね」の一言で、「ハイ、上級に行きます…」と答えざるを得なかった。
心構えが全然違うんだけどなー…。
来週から、再デビュー気分。

今、たまたま見つけたレピッシュの「ハーメルン」の映像。改めて思うけれど、メロディの哀愁感、歌詞のストーリー性、バンドの安定感、マグミさんの掠れたような声の魅力、すべてがレベルが高かったんだなーと思った。




01:37 日々、雑感 comments(0)
雑誌を求めて
評価:
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農山漁村文化協会
¥ 1,200
(2010-06-21)

 本屋さんで雑誌「住む。」を買う。
今回は、松阪市にあるレストランカルティベイトの記事と、ki-to-teの直売所紹介が出ているので購入。この雑誌は読み応えがある。建築雑誌ほど専門的ではなく、かといっていい加減なインテリア雑誌なんかでもなく、暮らす、住むは文化だという根幹的な部分にすごく共感を覚える。
ゆっくり読もう。

この雑誌を小脇に抱えてレジに向かう途中、ものすごく強烈な視線を感じた表紙が「GINZA」。たぶん中を見たのは今回が初めてではないか?と思うくらい、私の人生にまったく必要のない雑誌だけれど、この表紙のモデルさんはすごいインパクトだ。誰だ?まさかと思ったら、やっぱり冨永愛さんだった。印象がずいぶん変わったのね。アゴのとんがりが三角定規並みだ。メイクさんの力もあるんでしょうけど、この変貌ぶりには驚かされた。けど、買うわきゃないけどね。
01:06 本やら、雑誌を読んで comments(0)
扶養家族的出費
換毛期で毛がもへもへ抜けているマックさんを連れて動物病院へ。
遅まきながらの狂犬病の注射と、フィラリアの検査&予防薬を処方してもらうため。白日の下の散歩が久しぶりで妙にテンションの高いマックさんは、ぴょこぴょこ飛び跳ねたり、ズダダダと走り出したりして病院に到着したため、検温の結果体温39.7℃。「大興奮状態ですねー」獣医師さんに笑われる。
歯石が溜まりにたまり「できたら全身麻酔で歯石取りした方がいいかもしれませんね」と云われるが、全身麻酔でガリガリするのってどんなもんなんだろう?

血液検査の結果、なーんの問題もなく、至って健康!以前云われた心臓の雑音も今はないらしい。ホッと一息。
目の前では、肝臓病のワン子のためのエサを購入している男性がいて、薬と合わせて合計3万円近くを支払っている。母ちゃんの懐具合を悟って、健康でいてくれる我が子マックに感謝。

それでも、検査、注射、7ヶ月分の薬でこちらも3万円の出費。痛し。
病院を出て、げへげへ笑ったような表情で走るマックを観て「お、元気なわんちゃんだなー」と知らないおじさんに声を掛けられる。ええ、ええ、元気だけが取り柄なんですよ。でもそれだけでいいんです。

00:45 マックはビーグル comments(0)
憧れのプー
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神保町柏水堂のプードルケーキ。ついに手に入れました!
22:10 たべたり、のんだり comments(2)
雨が止んでらぁ
棚卸し兼特別整理期間でしばらく休館していた我が職場。昨日も夜9時半まで掛かって準備をして、本日開館する。

棚卸しを楽にするため、休館前は冊数を無制限で貸し出しているため今は棚もガラガラでとてもキレイだけれど、開館するとそれらが一気に却ってきてあっという間に満杯、グチャグチャになる。泣けるほど呆気なく。
雨がざんざん降ってれば来館者も少なくなるので、少しでも乱れの速度が遅くなるね、と現在が梅雨時期であることに期待していたのに、今朝は雨がハタリと止んでらぁ。

しかしこの期間中、嘱託のうちらと管理職がまだタオル鉢巻きでばたついている中、5時に着替え、5時15分のチャイムと同時に「お先に失礼します」と帰って行く正規職員(しかも主任)がいる。残業許可あるいは指示が出ているのに。

キレイになった職場を見ると充実感はあるが、裏腹に職場内にはかなり雷を孕んだような不安定な暗雲、ピリピリした空気が立ち込めてる。
07:55 日々、雑感 comments(0)
黄色い鳥、巣立つ(ご近所だけど、ね)
ここのところ、日記に登場していなかったけれども、私が本当に大好きで、もはやこのお店がない暮らしがどんなだったか思い出すことができないくらい、日々の中に当然存在するようになった「黄色い鳥器店」。

我が家の食事がおいしそうに見えるのも、黄トリさんからやってきた器だから。

いろんな料理に挑戦したくなるような器を紹介してくれるから。

そして、とてもステキな人たちともここでたくさん出逢えたし。
だから、今ある場所から巣立つと聞いた時は、「どうしよう?」と慌てたし、淋しいと思った。だから「すぐご近所、しかも駅に近くなるよ」とお日様店主さんが笑いながら教えてくれて、よかった〜と胸を撫で下ろす。

今度の場所は、30年以上この街に住んでいた私も、全く意識したことがなかった場所。でも、何だか愉しい、新しいコトが絶対起きる予感がスッゴいする。だって、あの階段は何かあるよ。それに鳥に羽を広げるのにぴったりな空が近づくわけだし。

今の場所には色んな思い出があるから一抹のさみしさがないわけじゃないけど、でもワクワクの方が日に日に強くなってきた。
それに、お隣にお月様店主さんのGARAGEはあるわけだから、やっぱりあのナナメ通りにはまだまだまだ通っちゃうんだろうな、私。
00:04 日々、雑感 comments(2)
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