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緑花あじさい
CHAJINの花 季節の花でつくる12ヶ月のリース
CHAJINの花 季節の花でつくる12ヶ月のリース
CHAJIN

吉祥寺のfeveで、CHAJINさんの花展を見に行ってきました。
職場の方との待ち合わせより早く吉祥寺に着けたので、一度行きたかった皮革製品のお店・茄子紺社に寄りました。ああ!革ってステキ。肌触りが吸い付く様な感触、使いこなす程自分のものになる素材っていうのが、たまりません。HPで見て、一目惚れをしていたポシェット(ポシェットって懐かしい響きですね)を購入、ついでに昨日ブチギレてしまった携帯ストラップと、銀の指輪も購入。最近、ものすごい散財エンジン全開です。いいんです、お金はあの世に持って行けませんから!(買った物だって、持って行けませんが…)ポシェットなんて、何だか乙女な香りがします。
オーナーさんと思われる女性がバッグの手入れの方法などを親切に教えて下さいました。アフターサービスをして下さるから、永く使えるのですね、それに答えてよい味わいの出せるように使っていきましょう。先年から愛用している黒のショルダーといい、大事にしましょう。

さて、待ち合わせ人と会ってから、さっそくギャラリーへ。雨のせいか、先日よりずっと人が少なくて歩きやすい。feveはとてもこじんまりした所で、でも陽が燦々とはいってくるガラス張りの建物。階段を上りきると、そこにCHAJINさんがいらした。

ku:nelなどの雑誌で出逢った、CHAJINさんの花。
華道とか茶道とか、「道」がつくものは、堅苦しいというより、金が物を言ったり、流派同士が仲が悪かったり、面倒なしがらみばかりで、実際の花自体は、花の生きる勢いとか自然の有り様とかを殺しているものばかりで、全く好きじゃないんです。
それに比べCHAJINさんの花は、花のあるがままの美しさとか、楚々とした自己主張を大事にしたアレンジで、「おいしそう」だったり「のびのび」している。すっかりファンになってしまい、彼の本を眺めていました。と、吉祥寺で個展ということで、喜び勇んで向かったわけです。
最終日ということもあり、花はすこしばかりくたびれ気味でしたが、あの愛らしいアレンジは十分にみることができました。ラムズイヤーを使った、大好きなリースも見られました。

職場の方はとても積極的なマダムなので、ギャラリーの建物の写真を撮らせて貰ったり、本にサインをして下さいと、積極的に話しかけていました。私はそういうのって、すごく苦手なんだけど、それに乗じてサインをして頂きました。それから、花のこと、花器のこと、お住まいとアトリエのある鎌倉のこと、すごくフレンドリーに話して下さり、そのお人柄の良さが伝わってきました。「どんどんシンプルな方へ、今は進んでいるんですよ」「CHAJINというのは、茶人の意味の一つに『ちょっと変わったモノが好きな人』があるんですが、それと笑わせることが好きなんで『お茶目な人』の意味の両方を持ってつけたんです」とか教えて頂きました。
『お散歩旅行日和』に出ていた、「乙女おやじのぶら珍旅」の話をしたら、照れながら「乙女おやじなんて、僕らは云っていないのに勝手に付けられちゃった」とのこと。乙女おやじって、失礼よねぇ。でも、結構ぴったりの表現とも思っていたんだけどね…。
一回、鎌倉の花の教室、行きたくなりました、ますます。

その後は、駅近くの「ゆりあぺむぺる」でおしゃべり。ロシアンティーのアルコールでくらくらしてしまいました。

その後、彼女と別れてから、1人でバサラブックスへ。岡崎さんが褒めていたので、楽しみにしていたんだけど、私はそれほど趣味じゃないかな?というか、この狭さは苦手。とかいいながら、マンガを一冊買いました。

こっこさん
こっこさん
こうの 史代

20:56 おでかけ日和 comments(0)
甘いっ子
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甘いっ子@西荻窪にて。白玉クリームみつ豆。
腫れたほっぺたを隠すために季節はずれなマスクをして出掛ける。本を売ろうと思う。本棚が限界になってしまい、今日は写真集と児童書読み物系。牛腸茂雄の写真集と図録には、三鷹の美術館での展覧会の時のポスターを添えて。職場に届いたもので、ゴミにされていたので思わず拾ってしまった。我が職場では牛腸茂雄を知っている人がいない。最近自分の中でのブーム、穂村弘も誰も読んでいないし、このブログでもみんなの反応のよい末井昭さんに至っては知らない癖に嫌悪の表情で選書から漏れる。私の趣味は図書館的ではないらしい。ここに、居心地の悪さの原因があるのかもしれないな。

さて、目指す音羽館では店主Hさんがパタパタ忙しそうで、店番に若い男の子と女の子が2人もいるんでびっくり。番頭さんが辞めてしまうそうで、新しく店員さんが増えたそうだ。番頭さんは親切で、丁寧な方だったのでちょっと残念。西荻の枝垂れ桜を教えて下さったのも番頭さんだったな。
持っていった本は思っていたより、ずっとよい値を付けて頂けて嬉しい。Hさんはどなたかとお話をする様子で店の外に出て行かれたけれど、しばらくしたら店番の女の子が「今、Hさんから電話があって、○×ちゃん(私のこと)に何も言わずに出てしまいました、すみませんと伝えて、とのことです」と伝言してくれた。昔、上司だった頃のHさんとは大分印象が変わったと思う。冬野さほのマンガを一冊購入して店を出る。

昼ご飯を食べてないまま3時になってしまった。
これほど西荻に来ていながらまだ行ったことがない珈琲の老舗ダンテに行こうかと思ったが、今日のこの気持ちいい陽気は珈琲よりも、もちっとノドにすーっと冷たいモノ(ほっぺたの熱っぽさもありますが)がよいなと思い、以前YちゃんとMちゃんと行った甘いっ子に行くことに。あぁ、あの時、Yちゃんは妊娠中だったかなぁ?その子どもがもう走り回っているのだから、時の流れは速いもんだす。
甘いっ子といえば、生のイチゴから作ったピューレをかけたかき氷が有名だけれど、いくらなんでも今日はまだかき氷じゃないし、歯にキーンと来そうなのでみつ豆にする。私はあんみつよりみつ豆好き。あんは要らん。寒天が臭くないし、豆は堅いのが一個もなくふんわりしていて、ホントおいしいなぁ、ここのは。父にお土産で杏みつ豆。

で、お腹も満たされたので、一駅歩くことに。吉祥寺目指してテクテク。実は2・3日に80歳過ぎの叔母の付き添いで、そのまた2日後に職場のマダムと一緒にCHAJINさんの展覧会に行くので、GW中吉祥寺に三回も行くことに(苦笑)。叔母の足取りに合わせて、出来るだけコンパクトに回れるように今日は予習・実踏。
バサラ・ブックスという新しい古本屋を探すつもりが間違えて、井の頭公園に着いちゃったりして、結局かなりの距離を歩いてしまった。ほっぺたブクブクの人がすることではないな、と反省。疲れてしまったので、夕ごはんは一圓の餃子弁当を買ってしまった。肉厚の皮と、素朴なお母ちゃんが作る様な具が美味しい餃子でした。
あ、ついでに、木村屋で切り餡(知ってます?これおいしいんだよー)の切れっ端のお徳用を買う。



15:28 おでかけ日和 comments(0)
お気に入り
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団地内にあるさびれた商店街にある雑貨屋MONE。今年で5周年だそうで、自由が丘や下北沢辺りにあれば全然おかしくないけれど、駅から45分くらい掛かる、しかも周りは布団屋や豆腐屋、居酒屋に囲まれた土地で続けてこられたというのはすごいなぁと感心してしまう。
私がここに入ったのは、つい先月。いつもは「何も買わずには出られないだろう」と思って、外から見るだけだったのに、そのウィンドー近くにあった私的黄金チェック(緑と黒と紺)のシャツに惹かれて中に入ったのが最初。
明るく、元気で、ボーダーシャツとセルメガネがとても似合っている女性がいらして、「それ麻で出来てるんで、ジャケットのように着てもいいですし、もっと暖かくなっても熱を籠もらせないので着られますよ」などとコメントしてくれる。
ハンドメイドライクなゆとりのある縫製とデザインのシャツに一目惚れ、購入してしまった。
今日は、夏物のセール(うーんと、今やるセールは冬物じゃないの?)で出ていた紺のTシャツ、コットンのノースリーブでチェックのシャツ。それと塩壺用のスプーン。
自転車で行ける距離にこういうお気に入りの店が見付かるのは嬉しい。
22:19 おでかけ日和 comments(0)
お礼
先月末に大阪・星ヶ丘のSewing tableに行った折、敷地内にある(こっちが本家ですけど)洋裁学校のギャラリーに寄らせて頂いた。開催中だったのは、高田竹弥作品展「はこ」。
作品ひとつひとつの云々より、白く塗られた木製のはこと、学校のやはり木製の壁や床が見事に一体化して、またそれらが作り出す空気と差し込む穏やかな陽の光、そこにいる少し人見知りそうな人びとすべてをひっくるめて、ひとつの作品になっていた。だから、このギャラリーだからこそ、の作品なんだと思った。

その作家さんから、昨日ハガキが届いた。次の展覧会のDMというのはよくある例だけれど、それは「感謝状」だった。あの作品展に足を運んで下さってありがとう、というお礼。手書きで「遠い所、ありがとうございました」の文字。
こんなのは初めてで、新鮮で嬉しかった。星ヶ丘の青々しい風と光が届いたようだ。
また、あの地に行きたいと思わせてくれた。
07:39 おでかけ日和 comments(2)
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