トテチテ堂本舗

毎日、たんたん。
 髪の毛を切りにいった後、現在開催中の「ふだんづかいの古器鵺」を覗きに、GARAGEに行って来た。
ふだんづかいということで、華やかさはないけれど、しっとりした色合いがこの秋の空気にとても合う器が並んでいた。不思議な丸形陶器の重箱?は気になる存在感がある。

とある布作家さんが作った洋服に、付け襟的な共布製のタートル襟があり、それが「なんとなく、ザビエルって感じ(フランシスコ・ザビエル)」という話になった。「ザビエルは白いヒダヒダの襟でしょ?タートルじゃないよ」と否定。大体、今ザビエルさんの絵を見てみたら、彼は別に襞襟を付けてなかった。
そこでふと、思いつく。あのひだひだ襟(本名:襞襟と云うらしい)を湿らせると、自然に湿度が上がって来て、喉も肌も潤うような…。
しかも、アロマオイルかなんかを数滴落とせば、体温によってナチュラルな香りも立ち上り、その上電気も使わないのでエコロジー。
イメージとしたら、↓のような商品ですな。もしかすると、この冬、襞襟がブームになるかもしれない。


以前、私の許婿と思われる方が毎夜玄関先に現る、と云う話を書いたと思う。その方は悪い魔女に魔法をかけられ、姿を変えられていたのだけれど、その魔法を解く呪文を私が忘れてしまったため、いつまでもそのままの姿でいるしかなかったのだ。
しかし、心のどこかでちょっと思っていた。
「姿を変えられてるにしろ、ちょっとあまりにひどい容姿よね…」

が、今日ついにもっとステキな彼がやってきた!この方こそ、本当の許婿!(だと信じたい)
クリッと丸く潤んだ瞳、真一文字に結ばれた唇、軽やかな肢体、そして吸い付くような肌!
ウフッ、この方よ運命の人は!
あぁっ!そっちに行っちゃダメよ、八つ裂き天使マックさんが居るわよ!

黄緑色のアナタは、そう!雨蛙ちゃん。カッコイイよりかわいいお姿。さぞかし可愛らしい男性なんでしょうね。
さ、今すぐ人に戻してあげ…。

グァッ!
未だに呪文が思い出せないんだった!
食べ物がべらぼうにおいしい。

睡眠が驚くべき深さ。

散歩しても、汗をかかない爽やかさ。

日々のあちこちで秋だわぁと嬉しくなる瞬間に出会う。

夏好きな私は冬になっちゃう序章である秋は淋しくて苦手だったが、今年はそうでもない。年取ったからかね〜。

よく食べて、よく寝て。
しっかり太ってきました(笑)。
まさに天高くブタ肥ゆる秋。
 CMラバーの私が最近、好きなCMは積水ハウスの「ぼくらの街の、積水ハウス。」。
CMそのものが好きっていうよりも、音楽が好いのだ。すっかり覚えてしまった。声の掠れ方が、私の好きツボを刺激するんだ。
唄っているのは♪アルケミスト♪という人らしい。ってわけで、アルケミストについても調べてみたりして。「向ヶ丘」なんてアルバム名に親近感が…。はぁ、玉川学園だからだね、きっと。

と、積水ハウスのサイトを見てびっくり、この歌、アルケミストバージョン以前からある曲だって云うのは知っていたけれど、作曲が小林亜星だ。この人、個人的には大っきらいなんだけれど、やっぱり作品は素晴らしい。一倉宏というコピーライターの詩もいいね。

都会の空でも ふるさとだろ
すべてを懐かしく いつか思うだろう

「だろ」と「だろう」の使い分けがさすが。句読点の多用が気になる世代のコピーライターだけど(パルコのコピー「ごめん。もう、本命しか、いらない。」とか東京ガス「ぼくは、おとこどうしで、はいりたいから、はやくかえってきてください。」とか)、ちょうど私が思うCM全盛期のものを多く手がけている人みたい。どうもありがとう、私を楽しませてくれて。


 庭の鳩ニュース!

2羽生まれた模様。
モヒカン頭がニャッキリ覗いています。

父もヨタヨタ歩いて見に来て「あ、目が合った。ごめんねぇ、気にしないでよ」と話しかけてる。

いろんな意味で「特別」が「普通」の毎日になってきて、だいぶ落ち着いて来た。
どうやら庭の金魚椿に作られたハトの巣で、卵が孵った模様。

巣の中に敷かれた羽毛とは異なるフワフワしたものが、呼吸に合わせるようにファサーファサーと膨らんだり萎んだりしているのが見える。
そして、子育て下手っぴな親バトが、決死のダイブの勢いで毎回椿の中に飛び込んでいく。巣ごとおっこどすんじゃないか、こっちが不安になる。立ち枯れたプラムの木にピシッと止まり、辺りをうかがってからの飛び込みなんだけど、その警戒ポーズが「ここに巣がありま〜す!」と周りに宣言してるかのようで、ますます笑えてしまう。
三連休、少しずつ自由な時間を持つコツを掴めて来た。

日曜は父に早めの晩ごはんを食べてもらってから、夜遊びに出掛けた。
Oさんと国立のニチニチでたんと食べて、たんとお喋り。

昨日は、昼から兄たちが父を外出させてくれたので、午後は黄色い鳥器店の展示と1日喫茶店ひばり屋さん(沖縄の方)をHさんと満喫。ついでにELKでもお茶も。
ひばり屋さんのコーヒーは「秋風」と云うブレンド名がピッタリの、木の実のような香りが豊かに広がるコーヒーだった。ユッカ屋さんのパンと楽しみたかったなぁ…。あっという間に売り切れたそうで、パン熱未だ冷めやらずなんだなぁ、と思う。

ELKは何とも居心地の良いお店だ。私がお酒が飲めたら、毎日行っちゃうだろう。本を読んだり、手紙を書いたり、1人の時間を持つのにいいお店。もちろん昨日みたいに友だちともいいけどね。国立にこういうお店が出来たのは嬉しいし、紹介して下さった地元出身美容師Nさんにも感謝!やっぱり地元民は国立のこと、そこに住む人のことをよくわかってるなぁ。

7時頃慌てて帰宅、父は外出疲れで眠ってたので一安心。

こうやって新しい生活にも慣れて行くんだろうな。それが一番だな。
 庭のかぼすの実を取ろうと、その周りにある木の枝をちょんちょん落としながら奥の方に入ろうとすると、ちょんと切った直後に「コツコツ」という音が返ってくるのに気がついた。「ん?」と思って、もう一度ちょんと切ると「コツコツ」。
音がするのは金魚椿の木の幹近くから。ハッと気付いた。この木の幹近くには確かハトが巣を作っていたはず。よく見たら、確かに巣があり、羽毛がフワフワと敷かれている。もう一度ちょんと切ると、確実にその巣の辺りから「コツコツ」が返って来た。
これはもう、絶対鳩の卵からの返事だ!

慌ててカボス収穫を終了。
これからは毎日、巣の観察を愉しみにしよう。(でも、鳩の子育ては恐ろしく下手っぴなんだよなぁ)
 「ちゃんと襟を出して」

昨日、散歩に出掛ける父は、半袖のポロシャツに木綿のセーターに着替えたのだけれど、襟がうまく出せなかったので、こちらに助けを求めて来た。

そう、うちの母は必ずセーターやトレーナーを着ると、下に襟のあるもの着せた。
ちょくちょく洗えないウールのセーターを長持ちさせる秘訣だったと思うが、それ以外にも「襟が寒いでしょ?」とも云っていた。とにかく用心、用心、の人だったから、出掛けた先で寒くなったり暑くなったりした時に、脱いだり着たりができるような格好ばかりだった。

でも、私はがぽっとしたたっぷりサイズなセーターを、襟を出さずにルーズに着こなすのに憧れていた。下はTシャツとかで、それを見せずにまるで素肌に羽織っているかのように。「暑いの寒いの云わないの!」(江戸っ子の同僚は「暑いの寒いのしょっぱいの云うんじゃない!」と塩分へのご批判も入る)じゃないけれど、暑さも寒さもケロッとした顔でスルーしてしまうようなオシャレがしてみたい。

と思っているけれど、結局「今日は朝晩冷え込みます」という気象予報士のお姉ちゃんの言葉に、つい下には襟のあるシャツを着込んでしまうのだ。
今年は甥っ子の誕生などめでたいこともあったけれど、父の病気があり、何とも厳しい年であるけれど、更に追い打ちをかけるような事態が…。今度は伯母を病院に連れて行くことに。まだ詳細は分からないけれど、受診の必要性があるとのこと。何なんだ?今年は。

震災に原発事故。世の中の不幸も気持ちをめいらせる。

仕事は昨年からの音訳技術者養成が軌道に乗り、それ以外の事業も充実していて、仕事の醍醐味みたいのも感じつつあるのに、タイミングが悪いのぉ。

ま、なるようにしかならん。
とにかく、目の前のこのぐっちゃぐちゃの生活の立て直しから始めようと思う。